1977-05-12 第80回国会 衆議院 地方行政委員会 第20号
一、二伺いたいのですが、勤労者保険制度として、退職者の医療を確保するため、過去十五年間被保険者であって、五十五歳以上でその資格を失ったりした場合、七十歳に達するまでの間に、引き続き――これは恐らく老人医療制度に移行するまでの間という意味なんでしょうが、引き続き継続被保険者となることができるというふうにその要綱試案には書いてあるわけですが、今日もこういうような構想で改革に取り組んでいかれるおつもりですか
一、二伺いたいのですが、勤労者保険制度として、退職者の医療を確保するため、過去十五年間被保険者であって、五十五歳以上でその資格を失ったりした場合、七十歳に達するまでの間に、引き続き――これは恐らく老人医療制度に移行するまでの間という意味なんでしょうが、引き続き継続被保険者となることができるというふうにその要綱試案には書いてあるわけですが、今日もこういうような構想で改革に取り組んでいかれるおつもりですか
この中に、将来の基本構想として、「現行の医療保険制度を再編成し、国民保険制度及び勤労者保険制度のほか、老齢者医療を確保する制度を創設する。」とうたわれているわけでありますが、この方向で再編成をしていくのか、老齢者保険制度を独立をして創設をしていく構想はいまでも変わりないわけですか。
しかしながら、そのうち業務上の傷病に対しては、業務上の事由による傷病に関する保険を勤労者保険制度に取り入れることは適当でないとの反対意見が示され、政府がこの点を十分考慮するようにされたいとのことでございます。そこで、ただいま労働省労働基準局長、厚生省保険局長との間で、この点について話し合いをさせて、進めさせている最中でございます。